小さな地球・理事 林良樹さん

今週は5月29日に鴨川の釜沼にある天水棚田で行われた棚田ファッションショーに声をかけてくださった小さな地球・理事の林良樹さんにインタビューしてみました。

自己紹介をお願いします

林良樹
いのちの彫刻家・一般社団法人小さな地球 代表理事・NPO法人うず 理事長

1999年に千葉・鴨川の里山に移住し、「美しい村が美しい地球を創る」をテーマに、釜沼北棚田オーナー制度、無印良品 鴨川里山トラスト、天水棚田でつくる自然酒の会、釜沼木炭生産組合、地域通貨あわマネー、小さな地球プロジェクトなど、人と人、人と自然、都会と田舎をつなぐ多様な活動を行っている。

その活動は、農、食、教育、文化、芸術、心身の健康、自然エネルギー、エコビレッジと幅広く、そのすべてが「いのちの彫刻」となり、「持続可能な社会づくり」へとつながる。
近年では、企業(無印良品・博報堂)、大学(千葉大学・東京工業大学)、自治体(鴨川市)など、組織の垣根を越えた連携も進めている。

URL: https://small-earth.org/

棚田ファッションショーをなぜしようと思ったのですか?

里山で美しく持続可能な衣食住をトータルで表現するのは長年の夢でした。
食と住はやってきましたが、衣はできていなかったので、今回アトリエふわりの鈴木ひろみさんと出会い、すぐに意気投合し、あっという間に棚田ファッションショーが実現した奇跡に感動しています。
美しい自然のなかで多くの人の協力により、開催できたことに感謝します。

ふわりの服の着心地はいかがでしたか?

里山の風景によく似合い、やわらかく、肌触りがよく、とても気持ち良く、心身が喜びます。

あなたにとってファッションとは何ですか?

暮らしを豊かにし、人生を楽しみ、つくってくれた人に感謝し、自分を表現し、地球を身にまとうことです。

これから着たいふわり、プロジェクトについて教えてください!

100年以上も昔、ヨーロッパからラフカディオ・ハーンが来日したとき、田園風景のなかで藍染の野良着を着て働く人々の姿はとても美しかったそうです。
そのような風景や暮らしとつながりのあるAncient Future(懐かしい未来)の服。
野でも街でも着られる麻と藍の服。
都市と田舎、消費者と生産者、男女、年齢、職業、文化、言葉、国籍、時代、政治、宗教、学問、 藝術、時間、空間・・・人類がつくりあげてしまった様々な壁を超え、もっと自由に、 創造的になれる服。
生きることを祝福し、生きることを愛する服。
そんな服をデザイナーの鈴木ひろみさんと創っていきたいと思います。


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